





■レゴ®認定プロビルダー 三井 淳平

このコンテストで私が基準にしていたのは、今回のテーマが「未来のOSAKA」ということで「未来感」「大阪らしい」という点でした。さらにそれに加えてもう一つの審査基準として「楽しさ」という部分を重視して選びました。これは三井淳平賞に限らずどの作品選びにも共通した基準でした。
そして私は今回作品を作るという立場でもあるのですが、いつもジオラマの作品を作る時はレゴ®のミニフィグの目線で見て製作をします。今回もミニフィグたちが楽しく愉快に過ごせそうかというところも加味しました。緑の街など非常に楽しく住めそうな街もありましたし、子供達の作品にもいろいろな要素が入っていてミニフィグたちが楽しく住める街がイメージでき、それが最終的な選考理由になりました。

■レゴジャパン代表取締役 ボー・クリステンセン

レゴジャパン賞に選ばれた作品は想像力にあふれていて、子供達がいかに楽しい未来を想像しているかということがすごく伝わってきました。子供達の豊かな想像力や、楽しさが感じられた素晴らしい3作品でした。
全体を通して感じたことは、畑で食事をしている絵など自然を描いたものが多くあり、この地球の中でいかに我々が持続可能な社会を作っていくのか、というメッセージ性を感じました。レゴ社としても同じようなテーマが理念の一つですので、このあたりは我々にとっても大変刺激的でした。

■イラストレーター ウマカケバ クミコ

今回のコンテストは、子供達が自分の将来だけではなく、街のことや皆で生活していくことを前提とした未来を考えるいいきっかけになったのではないかと思います。
自分のことや大阪だけにとどまらず、地球の未来まで考えて大きな世界観で描いていることが作品から感じることができました。
そういう意味でも今回のコンテストは素敵な企画だったと思います。
